身近な問題としての不用品リサイクル


日本産の不用品が…

先ほどもお話したように、日本がもつ不用品リサイクルの技術は世界的に見ても、トップクラスの水準にあるといえます。そうであるならば、ふつうはその最高クラスの技術を用いて、日本国内の不用品は日本国内で思いっきりリサイクルすれば良い、という話になりますよね。しかし不用品のリサイクルは、そうはいかない部分があるのです。なぜならば日本のように人件費の高い国では、不用品をリサイクルするにも、それ相応のコストが発生するからです。その結果、現状としてどうなっているかといえば、日本産のかなりの不用品が海外に流れて、そこでリサイクルされているのです。

こんな不用品も

ひとくちに不用品のリサイクルといっても、家庭で使っていたテーブルや椅子、テレビやラジオ、オーディオにパソコン…など等、さまざまなものがありますよね。さらには家庭から出た不用品ではなく、企業から出る不用品といったものに目を向けると、トラックやトラクターなどの大きなものもあり、それらも再利用・リサイクルされるべきものなのです。

船だってリサイクル

たとえば日本の造船業界で不用品となったタンカーなどの場合、その解体は海外、主に南アジアなどのコストの安い国に搬送され、そこで解体された後、鉄としてリサイクルされているようです。誇張でもなく、本当に日本から出た不用品のリサイクルが、一国の経済を支えているなんてこともあるのです。

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