
日本にも現在の中国のような高度経済成長の時代がありました。その時代には不用品のリサイクルなんて発想自体が存在しませんでした。
第2次世界大戦で日本は敗戦国となり、国土も戦禍で荒れ果ててしまいましたが、日本人ならではの勤勉とバイタリティー、さらには朝鮮戦争勃発による特需などの影響もあり、日本は奇跡的な復興をとげ、現在の中国を彷彿させるような高度経済成長期に突入したのです。そんな時代にあっては、人々の価値観は大量に生産して、大量に消費して、使い終わったら大量に捨てれば良い、というものだったのです。事実高度経済成長期を支えたのは、そのようなシステムであったのです。そして当然そんな時代には、不用品をリサイクルするなどという考え方自体が、ほとんど皆無であったといえます。しかし日本の高度経済成長も今は昔。時代は不用品を上手にリサイクルして、地球に優しいエコな暮らしをすべし、という流れに変わってきたのです。
先述のとおり、高度経済成長期の日本には、不用品を有効にリサイクルするなどという考え方はほとんどなく、国の経済そのものも「どんどん作る、どんどん使う、どんどん捨てる」といった考え方やシステムによって成立していました。しかしこれからの日本、そして他の先進国や新興国においても、そんな考え方では通用しなくなりました。
日本で不用品となった中古の家電品なども、東南アジアの国々などに搬送され、人々は修理などしながら有効にリサイクルしているのです。エコの思想という点では、それらの国がリードしているとも言えます。
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